私の母は4年前に急逝しました
母は料理が上手ではなく、
レパートリーも少なかったです。
基本的に大雑把な人なので
はかりとか計量スプーンなどは
使ったりせず、
調味料はいつも目分量なので
味は濃かったり薄かったり
毎回味も安定していませんでした。
出来上がった料理を
一応味見はするけど、
細かい修正などはせず
そのまま食卓に出していました
そんな料理下手な母ですが
どうしてももう一度食べたい
「おふくろの味」というものが
ありまして…
それは『炊き込みご飯』
母の作る炊き込みご飯が
いまだに【世界一美味しい】と
思っております
母が『炊き込みご飯』を作ったときは
朝からどんぶりで食べていました
母が亡くなる数年前に
「炊き込みご飯作って〜!」と
お願いしたら、
「あれ面倒くさいからイヤだ」と
断られましたψ(`∇´)ψ
さてここで疑問が湧くことでしょう
「どの料理も毎回味が
不安定なのに、
どうして炊き込みご飯だけは
毎回同じ味で美味しかったのか?」
正解は
「すべての調味料をきちんと計り、
レシピ通りの工程で
忠実に作っていたから」(笑)
「炊き込みご飯」は母が唯一
紙に書いたレシピを見ながら
作っていた料理でした
母に断られたとき
「あれって具材を細く切ったり、
調味料を全部計ったりするのが
めんどくさいんよ」…と。
母が作った炊き込みご飯に
近いものが食べたくて
いろんなお店の
「炊き込みご飯」「かしわ飯」
「味ごはん」「五目飯」を
食べてみるものの、
やっぱり母の炊き込みご飯に
勝るものは現れませんでした
そんなある日
つい先日のことですが、
YouTubeのショート動画に
突然「かしわ飯」のレシピの
動画がおすすめで流れてきました

「あっ!これだ!!」と
直感的に思ったので
さっそく作ってみました


炊飯器では4合の炊き込みご飯は
量が多すぎて作れないので
電気圧力鍋で作ることに…

「水分が少ないです」と途中で
水量エラーが出たものの、
上手に炊き上がりましたよ〜

いままで作った
炊き込みご飯の中で
一番美味しかったです(*☻-☻*)

そして母の炊き込みご飯に
一番近い味でした(*^◯^*)
子ども達も
「めっちゃ美味しい〜!」
「また作って〜」
「量が少ないからもっとたくさん作って〜」
と大絶賛でした╰(*´︶`*)╯♡
思いがけず「おふくろの味」を
再現・復活させることができて
本当にうれしかったです^o^
「また近いうちに
作ってみようと思います!」…
…と書きたいところですが、
母の言う通り、
具材を切るのも計量するのも
具材を煮詰めるのも
かなりめんどさかったです(*≧∀≦*)
でも頑張ってまた作ってみます!
電気圧力鍋なら
もう少し量を増やせそうなので
次回は6合に挑戦したいと
思っています^o^